先端の工業用ダイアモンド針が回転し、素材の表面を削って彫刻する手法です。「機械彫り」とも呼ばれ、最も伝統的な加工方法の一つです。主に商品に付属するプレートの彫刻として用いられ、カップ、トロフィー、楯、ブロンズ、メダルなどのあらゆる商品のプレート印字用として使用されています。

加工可能な素材：金属（アルミ・真鍮）

データ作成編：機械彫刻専用のソフトを使用してデータを作成します。お客様より文字内容をご指示いただき、レイアウトを行います。

加工編 ：機械彫刻機にプレートを固定し、彫刻を行っていきます。

使用素材：アルミプレート

ガラス内部へレーザー光線を照射し、 文字やイラストなどを平面状に彫刻する加工方法です。

データ作成編：ご支給データを設定用ソフト・2Dレーザー出力用ソフトを使用しデータを作成していきます。

加工編：機械内に商品を設置して、レーザー光線を照射して彫刻を施していきます。
使用素材：透明ガラス

紫外線を照射して、瞬時に硬化・乾燥する「UV硬化型インク」を使用した印刷方法です。UVとは紫外線のことを指します。フルカラー印刷は鮮やかな色でイラストや写真を再現ができ、様々な素材に印刷ができるのが特徴です。

データ作成編：ご支給データを3種類のUV印刷用データに分版していきます。

① カラー版・②ホワイト版・③プライマー版

加工編：分版した3種類のデータを重ね合わせ、印刷していきます。

使用素材：アルミ金プレート

圧縮した空気と混ぜた研磨剤（砂）をガラスなどに吹きつけることにより、文字やイラストを深く削り込む加工方法です。本来は錆取り・塗装剥がし・下地処理に使われている手法ですが、近年では彫刻や装飾として用いられています。彫刻の表面が擦りガラスのような独特な仕上がりが特徴です。

加工可能な素材：ガラス

下準備1（版下フィルム作成）：加工用のフィルムを作成していきます。

下準備2（加工前まで）：素材に糊付けし、加工用のフィルムを貼ります。加工時に砂で削れないよう、ガラス全体に保護を施していきます。

加工編：研磨剤（砂）を、ガラス表面に吹き付けて加工。加工後、ガラスに付着した糊や砂を洗い流し、表面を拭き上げ完成です。

使用素材：ガラス
動画：WORLD EAGLE